昆虫を食べてみたいだけどこわい、、でも食べてみたらどうだった、、の話

昆虫は食べるものではないと思いつつ
 
蜘蛛は海老の味がした!
どうしてわかったかというと
 
 ある日、ぼくの自宅に蜘蛛、コオロギ、カブトムシ、バッタが来た。
そしてキッチンは虫たちに占領された、、
 
と言ってもこれら虫くんたちは生きてなく、きれいな昆虫のイラストが描かれた白いビニール状の袋とともに押し寄せてきたのだ。
 
ゴキブリ食べる女性(しかもいのさくさんのようなタレントやアイドル)が美味しそうに躊躇なく虫を食べているのを見て一気にモチベーションが上がり通販サイトで購入したんであります。

 それがこちら

 
早速ぼくは昆虫のなかでも蜘蛛の女王とおもわれるタランチュラの絵の袋をおそるおそる開けてみたぞ!
そしたら小さいビニール袋に入った一匹の蜘蛛、意外にカワイイと言えばカワイイ。
が、気持ちわるいとも言える。
 
タランチュラはテレビや映画でしか見たことがなかったけれど、実際に対面し手にとってみるとその存在感は凄いのひとこと。
 
蜘蛛は海老の味がした!

どうしてわかったかというと

 
テレビでも昆虫食が紹介されてもいるけど、なんで虫なんか食べるの?
 
最近まで巣ごもりを強いられ、レトルト食品の味にも飽きてしかも料理のレパートリーもつきて、この際なにかユニークな料理は無いかと思案し、インターネットをつらつらながめていると「昆虫食専門の通販サイト」が先ほどのやつで、高栄養価の美味しいし、しかも食糧不足を解決と背中を押す。
 
そこには「人生で一度は食べておきたい、世界の約20億人が堪能する昆虫食」とさらに背中を後押しする。
 
なんでも世界の人々の三分の一は肉でも魚でも野菜でもなく昆虫を食べているという事実。
 そう言えばわが 日本だって、蜂の子やイナゴを食べているんですよね。
 
さっきのbugoom(バグーム)という昆虫食サイトでこんな楽しみ方もあるよと誘いをかけるので 見てみたのがこちら、、
  かわいい女子がほんのりとしてカップから昆虫食らしいスープをホコホコとした表情で飲み、
 ボディビルダーが飲み、外人のおじさんがビールのツマミとして、、
おお、なんとスルメでっもかじるようにサソリっぽい虫を、、
 
子供の頃は柄のついた網で昆虫採集をしたりして楽しかった、けどその虫たちはカゴには入れてキュウリなんかを与えてたけどさらに食べてしまうとは。
 
終息しつつあるコロナウイルス騒動のせいかどうか自給率が低いせいか、ゆくゆくはわが国も食料不足になって行くからなのか。
 
早速ネットで昆虫を食べる同好の士を検索してみると、あったあった昆虫食レストラン。
 
机や椅子以外四つ足のものはなんでも食べるという中国をはじめ、カンボジアや東南アジアでは昆虫食はごくごく当たり前にたべている、、らしい。
 
コオロギ尽くしのラーメン屋さん
 
東京都内には「コオロギラーメン」のお店がある。しかもとってもおいしいらしいのだ。で、早速行ってみた。
 
隅田川にほど近い馬喰町にあるアントシカダ、日曜日だけなのは残念だけどコオロギラーメン。
「アントシカダ」は蟻のアントと蝉のシカダでアントシカダです。なんとしたことか、、 
  
「蟻とキリギリス」とネーミングは似ているけどこちらはちゃんとしたレストラン。

 
代表の篠原氏は虫たちの魅力を引き出すことっ!と力強い。  
「動物も植物も、虫も分け隔てなく向き合える世の中を」そして「昆虫食は気持ち悪いと嫌う人もいますが、勇気を出して冒険してみてほしい」とこぶしを握りしめて語る篠原氏。  
   
「アントシカダ」の熱いメンバーは自称地球少年篠原氏のほかにたべものがかり氏、発酵家先生、はらぺこむしさん、そして料理人の白鳥氏の面々。  
   
現在はコオロギラーメンは日曜日のみ(11時~15時/17時〜21時)。コース料理は予約制。水曜日から金曜日18時30~、土曜日12時~、18時30~。  
   
昆虫を使ったラーメンを提供するお店は多いですが、アントシカダのラーメンはハンパ無いコオロギを発酵させたコオロギ醤油、自家製のコオロギ油、コオロギを練り込んだ麺とさらにお好みで100匹のコオロギトッピング。  
   
地球を味わいたいなら「地球を味わうコース」¥7040。三種類の昆虫の佃煮。フタホシコオロギのビールや雄のタイワンタガメを蒸留したジンもあります。  
  
アントシカダは
 
  サイトトップにビックリしないでね!多分カブト虫? 超キモイ、、  
  今や昆虫は食材として飲食界では不動の地位を獲得しつつある、、!?と思われます。 
  
「今日はコオロギラーメンを食べた」「わたしはアリチャーハンだったわ」という会話が飛び交う日もそう遠い日ではありません。きっと。 

 
いま世の中に出ている昆虫食の商品はというと、昆虫食を研究している大学生が起業した会社の商品や昆虫食の「先進国」東南アジアのタイやラオスの商品で昆虫を油で揚げたもので、こちらは虫の形がそっくりそのまま。
 
肉汁がしたたるステーキなら食欲が湧くが、蜘蛛のかたちそのままを見て食欲が湧く人はごく稀であると思われる。
 
子供のころ、日本橋のべったら市でイナゴを山盛りにして売っているおばさん。いつも二人。しかも毎年のように同じ場所にいて、子供心にもはたして売れるのだろうか?と心配半分、憐憫の気持ち半分でした。
 
昆虫は食べるものではないと思いつつ
 
が、流行に流されやすいわたしはさらに昆虫食に関して深堀をしてみた、、
 
実は虫くんたちはアメ横や大船の自動販売機でも販売されていて、しかも売り上げも結構あるらしい。さらにコオロギラーメンをはじめ国内でも昆虫食を扱う飲食店が増えてきているという事実。
 
昆虫自動販売機を設置しているうら若い女性が鼻息荒く「これからは、地球環境にやさしくおいしい昆虫食をもっと日本に広めていきたいと考えています。」
 
時代はそこまで来たか。
 
エコ意識が高いヨーロッパでも昆虫は売られていて、多くの人々に食べられているんですね。
 
そこで試してみたわたくし、自家製昆虫食の虫くんたちの来訪。虫をそのまま食べるのは初心者にはかなりハードルが高い。
 
そこで大好きなスパゲッティに混ぜてというかスパゲッティの味をメインにすれば、仮にまずくてもどさくさにまぎれて蜘蛛の味など忘れてしまい、心に傷も残るまい。と
 
思い立ったら吉日でスパゲッティでもクセの強いペペロンチーノにしました。ペペロンチーノならニンニクが勝利するであろう。そこでさっそく原材料をネットで探ってみると蜘蛛の女王「タランチュラ」
 
巨大蜘蛛タランチュラははたしてどこに?でさらに探すとやはり自動販売機にあった。 昆虫自販機はあの上野アメ横センタービル地下食品街に鎮座していたのだ!
 
なんと「''TOKYO昆虫Fromアメ横昆虫食''初心者の方から上級者の方まで」とある。 初心者はほとんどの国民がそうだと思うがはたして上級者とは、、
 
この自動販売機のたぶん上級者向けとおもわれるタランチュラ缶は2600円。しかし上野までの往復の料金を加えるとゆうに4000円を超えてしまうので、半分自宅待機中のわたしはさらにネットで検索してみた。
 
するとあったあった「人生で一度は食べておきたい、世界の約20億人が堪能する昆虫食」そして
 
日本で食べられている「イナゴ」「蜂の子」「ざざむし」「カイコ」は昆虫食のごく一部であり、すでに世界では1900以上もの昆虫が食べられているのです。
 
そうか子供心に「イナゴの佃煮」に驚愕したくらいではまだ初等科の部類であったか。
 
そして
虫は旨味が強い、フルーツのような甘みや渋みがある、
さらにタケノコのような甘い香りや醤油のような香ばしさもある
 
と、ぼくを励まし、さらに昆虫食は天然のプロテインだと
「さらに注目すべきはタンパク質の圧倒的含有量です」
 
と、さらに逡巡を断ち切るような文言も。
 
ぼくが昆虫食をすることに勇気づけられたのはこちらの美女二人。
 

  
購入はこちら
アメ横の自販機より安いです